私たちの体にはDNAに組み込まれた「先天性免疫システム」の一部として外から入った異物を識別し排除しようとする「免疫機構」が備わっています。
この原理を応用したのが予防接種であり、からだに有益な抗原抗体反応を「免疫」といいます。
抗原抗体反応が効き過ぎる事を「アレルギー」または「過敏症」と呼んでいます。
ホコリ、カビ、花粉、動物の毛といったありふれた物質にも過剰に反応し、花粉症や気管支喘息(ぜんそく)のように家族単位でみられる、通常のアレルギーにはない過敏症状を「アトピー性皮膚炎」と呼んでいます。
アトピー性皮膚炎は1960年にアメリカのザルツバーガーが日本に始めて紹介いるまで、当時の日本ではあまり見られませんでした。
その後小児を中心に少しずつ増加し、最近では成人の例が増加し、社会的にも問題になっていきます。
生まれつきのアトピー素因をもつ人は、赤ちゃんが生まれて2~3カ月後から発病することが多く、はじめは顔、頭を中心にブツブツや分泌物の多い湿潤する赤い発疹がでてきます。
その後しだいに体幹、手首や足首にも赤いジュクジュクした症状が広まります。
幼年期を過ぎると、小児乾燥性湿疹と呼ばれ、全身の皮膚がカサカサし、むずがゆくなってきます。
かゆみのためひっかいてブツブツができたり、ひっかき傷や血のついたかさぶた、肘や膝の内側の皮膚は赤く厚くなり、ザラザラしてきます。
統計的には、アトピー性皮膚炎の多くは、子供から大人へ成長していく過程で皮膚炎も軽くなっていきます。
しかし、最近では成人のアトピー性皮膚炎が増えていて、大きな問題になっています。
プラセンタには抗アレルギー作用があり、アレルギー体質(花粉症、アトピー性皮膚炎など)を改善する効果があります。
プラセンタ製剤のラエンネック(肝疾患治療薬)を注射又は内服し、同時に皮膚にもプラセンタエキスを塗布します。
プラセンタは肌の表皮、真皮の細胞分裂を促進してアトピーを改善し、肌のかゆみを取ります。
健康な肌は水分と脂分のバランスが保たれていて、肌の表面の水分の損失や異物の侵入を防ぐ力がありますが、アトピー性皮膚炎の肌はこの機能が衰えているため、乾燥肌になり刺激と物質が肌に影響しやすくなっています。
プラセンタには、免疫作用物質によってアレルギー反応や炎症反応を起こす原因となる分泌物をコントロールする働きがあります。
さらに新しい細胞を作り出す力もあり、アトピーでボロボロになった皮膚細胞を新しい細胞に生まれ変わるのを促します。
新しく作られた細胞には保湿する機能も充分にありますので、しっとりとした美肌が誕生します。
その他にもプラセンタは体、肌を総合的に改善する力があり、自己治癒能力が高まることもアトピーの改善につながるといえます。
プラセンタには免疫機能を正常にし抵抗力を高めて炎症を抑える働きがあるため、花粉症によるくしゃみや鼻水、目のかゆみ、頭痛などの症状にも効果があります。
肌がきれいになるだけでなく、アトピーによるかゆみも取れて辛い花粉症も体質から改善してくれるのです。
















